2012-11-01

聖母マリアの聖なるロザリオ

聖なるロザリオの歴史は実に興味のある物語です。ロザリオの祈りは、修道院の聖務日課を見習った習慣として始まりました。聖務日課の中で、修道士達は150の詩編を祈りましたが、詩編の代わりに聖母マリアへの祈りが唱えられました。また聖伝にはロザリオは聖母マリアから聖ドミニクに下さった祈りの一つの形であるとも書かれています。彼は、フランスで異端のために信仰が荒廃していた時ロザリオの祈りを唱えることを信者に説きました。聖母は異端や罪に対する償いとしてロザリオを唱えることを求めました。

その時から聖母は私たちがロザリオを唱えることによって奇跡を起こしてこられました。聖母が起こされた奇跡の中で最も顕著なものが、1571年10月7日の「レパントの海戦」のキリスト教徒軍の奇跡的な勝利です。

そして1571年に聖なるロザリオの祝日が教皇ピオ5世によって定められました。海戦の当日教皇は事務的なことで話し合いをしておりました。突然彼は黙ってしまい、窓のところへ行き、シャッタ-を開け、虚空を見つめながら思索にふけっていました。しばらくして我に返った教皇は秘書に言いました。「今はこのような事をしている時ではありません。神に感謝を致しましょう。我が海軍はたった今トルコ艦隊を打ち破りました」。