2013-2-19

四旬節の間、教会は断食と苦行をするように求めています。精神的な生活には、二つの要素があります。その一つは我々の傷ついた人間性との格闘であり、もう一つは神の意思との一致です。言い換えれば苦行と愛です。

今年の四旬節前の準備季はサレジオの聖フランシスコの祝日で始まったのですが、彼の霊性は苦行よりも、愛を重んじています。しかしそれは、苦行を軽んじているわけではありません。苦行が、愛の精神で行われることを彼は望んでいるのです。感覚の苦行は、もちろん必要ですが、精神的な苦行がまず第一です。サレジオの聖フランシスコは心の中の苦行が止むことなく、また常に愛に伴われていることを求めます。実現されるべき目的は、愛があって簡明で寛大であり、神の意志に忠実な生活です。これを完成させるために実際に我々がとるべき手段は神の存在を思い起こし、子として父なる神に祈り、自分の全ての行いに対して正しい認識を持ち、深い信仰の叫びと心のうちから沸き起こる熱望を持って絶え間なく神に祈り続けることです。神への愛の精神から行われる苦行のみがサタンに勝利することができるでしょう。

さあ、恐れることなくこの四旬節を始めましょう。