2013-4-21

みなさん、とても祝福された聖週間をともに過ごせたことを、神様とみなさんにお礼申し上げます。私はこの大きな共同体の一員となるお恵みをいただきました。この聖フランシスコ・サレジオ教会での充実した典礼に参加できたことは、私たち一人一人にとって、またとない経験となるに違いありません。

そして、復活祭から一週間たった今日、神のいつくしみの主日をお祝いします。神のいつくしみの御絵はすでによく知られていますが、この有名な御絵の成り立ちには、興味深いものがあります。イエスは、神のいつくしみに身を捧げる最初の者として、シスター・ファウスティナに現れました。1905年8月25日、シスターはポーランドに生まれました。ごく幼い頃からシスター・ファウスティナは祈ることや仕事をするのが大好きで、従順でもあり、貧しい人たちにも細かい気配りができました。9歳で初聖体を受けたのですが、その瞬間、魂の内に聖なる訪問者の存在に気づき、深い思いをもってその時を過ごしました。1925年8月1日、苦しみのキリストがシスターに現れます。彼女はキリストに招かれ、あわれみの聖母修道女会に入りました。そしてシスター・マリア・ファウスティナの修道女名を受けることとなりました。台所仕事、庭仕事、荷物運びなどの仕事をしながら、修道院で13年間を過ごしました。彼女の神秘に満ちた内面の生き方は、外見からは全く分かりませんでした。仕事を熱心にこなし、修道院内での規則にも忠実に従っていました。シスター・ファウスティナは冷静な人でしたが、同時に自然な人柄で、おだやかで親切心にあふれ、隣人に対して公平無私な愛に満ちていました。修道院での生活は表面的には、単調でしたが、心の内には普通ではあり得ない神との一体感を秘めていました。イエスはこの慎ましいシスターを、そのいつくしみの伝導者あるいは秘書としてお選びになりました。そしてシスターは、イエスの偉大ないつくしみについてのメッセージを世界に語ることとなったのです。「イエスよ、あなたに信頼します。」

イエスにただ身をゆだねるという行為が、濃く立ち込める雲を払いのけ、すべての命に一条の光を射し込ませることができるのです。イエスはいつくしみです。イエスに近づくことを畏れず、許しを願いましょう。